夫婦二人で考える間取りづくり

お子様のいらっしゃらないご夫婦様でも、早いうちからお家づくりを検討しています。
夫婦二人で考える間取りづくりを解説していきます。

・家族構成の変化
子なし夫婦の方達が計画を進める際には将来的な家族構成の変化も検討材料に入ってきます。
部屋数も勿論ですが、建物の階数や坪数も変化してきます。
将来的な同居があれば、両親の部屋の確保も必要になってくるかもしれません。
広い視野を持って考えて行きましょう。

・プライベートスペースの確保
いくら夫婦と言えどプライベートスペースは確保したいですね。
寝室のほかにコンパクトなスペースでもいいのでそれぞれの書斎やフリースペースを設けて趣味の時間を過ごせるとストレス発散にもつながりますね。

・収納スペース
家族構成が変化しなければ間取りの制限も少なくなってきます。
3人から4人家族の計画にみられる収納スペースの問題も解消されやすいでしょう。
部屋としての確保が必要なスペースも納戸やウォークインクローゼット、パントリーに変えられます。
あとから収納空間を設けるのは難しいので、メリットのひとつとなりえます。

・平屋住宅の検討
マイホームとなると2階建て計画が日本では8割以上と言われています。
しかし近年では平屋住宅の検討も増えてきています。
家族構成がはっきりしているからこそ、一つの選択肢としておすすめです。
メリットとしては一つの空間ですべてが成り立つ「ワンフロアー」の生活にあります。
部屋から部屋への行き来、水廻り導線や家事導線、階段がない分前述にあった収納空間も更に確保しやすくなります。
将来的なバリアフリー効果も見込めるので良いこと尽くしです。

・ロフトの検討
平屋住宅での計画について延長上のお話になってしまいますが、敷地の条件や法令制限によって空間確保が難しい場合ロフトの検討も充実させる一手です。
居室の確保となると2階建てになってしまいますが、ちょっとした収納スペースなどであれば天井までの高さもそこまで必要にはなりません。
近年では固定階段で昇り降りするタイプのロフトも提案が増えてきているので、必要に応じて検討に含めてみるのは如何でしょうか？